2003年まで秋のサシバ等渡り調査結果

 
浅川流域ではサシバ、ハチクマ等のワシタカ類の渡りを観察できる。本会では1993年以降、毎年9月下旬〜10月上旬に秋の渡り調査を行っている。当初の3年間は休日等の特定日しか調査しなかったが、1996年以降は雨天の日を除き、連日調査している。調査箇所数は年により異なるが、毎年数ヶ所で、延100名以上の会員が調査に参加している(第1表)。
調査地に終日陣取って上空を通過するサシバ等の野鳥を種類別に羽数、飛行方向、時刻等を記録するもので、メインのサシバは一羽又は数十羽で上空に現れ、旋回しながら上昇した後、南西や南の方向に一直線に飛んで行くが、少し注意して見ていれば誰でも捉えることが出来る。数十羽が同時に現れるといわゆる「鷹柱」となるので圧巻である。又、同時にハチクマ、ツバメ、イワツバメ、アマツバメ、エゾビタキ、ヒヨドリ等が渡って行くのも観察できる。時には渡りをする蝶アサギマダラも観察できる。
サシバは毎日平均的羽数が渡るのではなく、天気が悪い日は1羽も渡らない。悪天候の翌日はまとまって渡るようであるが、このように多数渡る日は、毎年数日しかない(第2表)。
2003年までの経年変化は第1図の通りであり、2001年は2000羽を越えた。また、年別の調査地とサシバの調査地別通過羽数は第3表のとおりであるが、計欄の数値は同一個体をダブルカウントしているものも含まれている。
なお、本会が1999年6月に関東地方のサシバ観察グループに呼びかけて、「鷹の渡りを探る集い(サシバ調査グループ情報交換会)を八王子市北野市民センターで行って、これが契機となり、関東でサシバ渡り調査を行っているグループや個人でEメールによる情報交換グループ「sasiML」が結成された。このメーリングリストを通じて日々の鷹の渡りに状況について情報交換を進めながら調査(観察)にとりくんでいる。また、タカの渡り全国ネットワークにも参加し、調査期間中は即日に結果を以下のHPに掲載して、全国の調査グループや個人との情報交換を行っている。
http://www.gix.or.jp/~norik/hawknet/hawknet0.html

第1表
第2表
第3表
第1図

(データの閲覧及び引用)
 この報告は抜粋であり、詳しいデータをご希望の方は
             <kk-kasuya@nifty.com> にご連絡下さい。
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